COMPANY HOUSING SIMULATOR
役員社宅の賃貸料相当額シミュレーター
役員社宅で「会社にいくら払えばいいか」。小規模住宅なら、実際の家賃の1割以下で足りるケースが少なくありません。固定資産税の課税標準額から正確に計算し、報酬とセットの節税効果まで確認できます。
元国税調査官の税理士が監修。役員社宅専用の計算です。
対象は役員に貸与する社宅(賃貸料相当額は管理費・共益費を除く家賃本体で判定)。従業員社宅は基準が異なります(賃貸料相当額の50%以上の徴収で課税なし)。床面積240㎡超などの豪華社宅は時価評価となり本ツールの対象外です。
実務上の保守的な目安(本人負担額)
–〜–円/月
家賃の10〜20%を徴収していれば、正式な賃貸料相当額を下回るリスクはまずありません。ただしこれはあくまで暫定の安全圏です。小規模住宅(マンションの多くが該当)で固定資産税の課税標準額から正式に計算すると、家賃の5%前後まで下がる実例があります。金額を確定したい場合は「正式計算」タブへ。評価証明書は物件の借主(借上げの場合は法人)でも取得できます(地方税法382条の3)。
–
TAX IMPACT
節税効果を試算する(借上げ社宅×役員報酬の見直し)
「いま自分で払っている家賃を会社契約の社宅に切り替え、会社負担分だけ役員報酬を下げる」場合の効果です。報酬が下がることで所得税・住民税・社会保険料が減り、個人の実質手取りと会社のトータルコストの両方が改善します。
社会保険上は、住宅の貸与が「現物給与」として標準報酬に算入されます(令和8年10月からは床面積㎡×都道府県別単価−本人負担で計算。東京1,330円/㎡・神奈川1,010円/㎡)。本試算では –円/月 を標準報酬に加算しています。
切替後の役員報酬(月額):–円(会社の家賃負担分だけ減額。改定は定期同額給与の時期に)
個人の実質手取り(手取り−住居費)
–円/月
年間 –円
会社のトータルコスト(報酬+社保+家賃)
–円/月
年間 –円
個人+会社の年間改善額(合計)
–円/年
手取りアップと会社コスト減の合計
※標準報酬月額の等級が下がると、将来の厚生年金(老齢・障害・遺族)や傷病手当金等の給付水準も下がります。節税額だけでなく保障とのバランスでご判断ください。
※「会社のトータルコスト」は税引前のキャッシュベース比較です。報酬が家賃負担に置き換わるだけなので損金の合計はほぼ変わらず、差が出るのは会社負担の社会保険料のみ。社保が減る分だけ損金も減る(課税所得が増える)ため、法人税等を考慮した正味の会社側効果は表示額の7〜8割程度が目安です。個人側の効果は法人税の影響を受けません。
計算の前提・ご注意
- 賃貸料相当額:所得税基本通達36-40・36-41(小規模住宅=法定耐用年数30年以下は132㎡以下・30年超は99㎡以下)。端数は項目ごとに1円未満四捨五入
- マンションの土地は「土地全体の課税標準額×敷地権割合」で按分。課税標準額は固定資産評価証明書・課税明細書の「固定資産税」欄の額(都市計画税欄ではありません)
- 税・社保:令和8年分所得税・令和8年度協会けんぽ料率(子ども・子育て支援金込み)・厚生年金18.3%。独身・扶養なし・他の所得控除なしの概算。役員のため雇用保険は非対象
- 非対応:豪華社宅(時価)・使用人社宅・水道光熱費等の付随費用・賃貸料のプール計算(所基通36-44)・消費税の詳細(住宅家賃は非課税・仕入税額控除の対象外)
- 本シミュレーションは概算です。実際の設計は契約名義・社宅規程・徴収方法・現物給与の届出まで含めてご確認ください
▶ 計算の根拠と実例は、役員社宅の家賃負担はいくらが正解か(賃貸料相当額の計算と実例)で解説しています。
▶ 報酬全体の設計は、役員報酬 手取り逆算シミュレーターと役員報酬の決め方【創業期の型】をどうぞ。
社宅は「規程・契約・徴収」の3点セットで初めて安全になります。プロゴ税理士事務所では、役員報酬と社宅をセットで設計し、税務調査で崩れない形に整えます。