事務所案内
代表税理士・略歴
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好川 寛
(よしかわ ひろし)
東京国税局に15年間在籍。国税調査官として多様な業種・規模の税務調査を担当し、税務相談室では延べ2万件超の相談に対応。国税不服審判所の審理に関与し、税法の解釈と実務運用の双方に精通する。
退官後は、SNS関連の事業会社にてトップクリエイターの税務に従事。続いて、大手IT・SaaS企業で税務ソフトのプロダクトマネジメント(PdM)を担当し、テクノロジーを活用した運用しやすい税務・会計体制の構築に取り組む。税務記事の監修やラジオ出演など、一般の方向けに税務をわかりやすく伝える発信にも注力。
さらに、自所のWebサイト運用においても、SEO対策やコンテンツ設計を自ら実践し、川崎エリアのような激戦区でも複数キーワードで上位表示を継続している。アルゴリズム変動や集客の難しさ、収益化の構造を肌感覚で理解しているため、Web集客・オンラインサービスの実情にも明るい。こうした経験を背景に、IT・クリエイター・EC・SaaSといった現代的ビジネスの事業構造を踏まえた、実効性の高い税務アドバイスを提供している。
2024年4月、川崎市幸区にプロゴ税理士事務所を開設。国税(調査・相談・審理)と民間(事業会社実務・PdM)を横断した視点を強みに、創業期の法人・スモールビジネス・スタートアップを、税務・会計の初期設計から成長に伴う体制整備まで伴走する。とくにクリエイター/IT・SaaSといった現代的ビジネスや、海外取引・非居住者税務を強みとし、オーナー企業の相続・事業承継まで見据えた一体的な支援を提供している。
川崎市在住。
なぜ「調査する側」から「あなたの味方」になったのか
成果の裏にあった、心の葛藤
調査官としてキャリアを始めた当初は、「増差(追徴税額)」を積み上げることが評価の中心でした。同期と競い、数字で成果が見える。その手応えは確かでした。
一方で、現場を歩くほど、胸に残る場面が増えていきました。
生活が苦しくやむなく不適切な処理をしてしまった方。 税の知識がないばかりに追徴を受けることになった方。 調査先で目にする幼い子どもがいる家庭。 持病を抱え働くことが困難な方もいました。
私が「間違いや、誤り」を指摘するほど、その後の生活が厳しくなる現実がある。この経験は、その後の私の心に深く残りました。
転機との出会い ―「税法」という論理の力
転機となったのは、上司が主催する過去の判例を素材にした勉強会でした。判例では論理と論理が真正面からぶつかり、その帰結が制度を形づくっていく。
税法が持つ社会への影響力のスケールに魅せられ、私は「仕組みを理解し伝えるため」に、税法を深く学ぶようになりました。
価値観の転換点 ―「ゼロサム」から「前へ進める支援」へ
ほどなくして、東京国税局の税務相談室に異動。朝から夕方まで、納税者の声に向き合う日々が始まりました。
ここで考え方が変わりました。
調査にはゼロサムの性質があります。私の成果が誰かの痛みと裏腹になることがある。 一方、相談は「わからない」を「わかった」に変えることで、相談者が確実に前へ進める支援でした。私はここで2年間で2万件超の相談に対応し、伝わる順序で説明する基礎体力を養いました。
骨格の形成 ―「中立」の視座が教えてくれたこと
その後は国税不服審判所へ。税務当局と納税者の間に立つ中立の機関です。
双方の主張を行き来しながら、「当局はこう見る、納税者はこう主張する。では、中立な第三者としてどう判断すべきか。」
この問いを繰り返す中で、多角的な視座が鍛えられました。これが、今の私の仕事の骨格です。
私が「あなたの味方」を選んだ理由
調査・相談・審判所での経験を通じて、私の役割は、過去の「間違いや、誤り」を指摘することではなく、 将来の「土台を作る」ことだと考えるようになりました。
調査する側から伴走する側へ。
その決意こそが、私が「調査する側」から「あなたの味方」になることを選んだ理由です。
事務所概要
プロゴ税理士事務所/好川寛税理士事務所
アクセス・連絡先
- 所在地: 〒212-0012 川崎市幸区中幸町3-31-2 DAIKYO KENKI KAWASAKI BLDG. 8F
- 最寄り駅: JR川崎駅西口 徒歩3分
- 電話番号: 044-400-2145
- 営業時間: 平日 9:00〜18:00 (休業日: 土日祝)
税理士情報
- 代表税理士: 好川 寛(よしかわ ひろし)
- 税理士登録番号: 150296
- 所属: 東京地方税理士会 川崎南支部(日本税理士連合会公式サイト)
- 会員: 税理士桜友会 神奈川支部(国税OBの税理士の会)(桜友会公式サイト)
資格・認定・所属
- 中小企業庁 認定経営革新等支援機関
(認定情報(中小企業庁公式サイト)) - freee 認定アドバイザー
(公式プロフィール) - マネーフォワード 公認メンバー
(公式プロフィール) - 弥生PAP 会員
(公式プロフィール)
※ 各社ロゴ・商標は各社に帰属します。表示順は五十音順で、特定製品の優位性を示すものではありません。
メディア監修・掲載
- freee 公式ナレッジベース 記事監修
- FMヨコハマ「教えて税理士さん」 — 東京地方税理士会 依頼
- 新聞・業界誌 — 神奈川新聞・山梨新聞・実務経営ニュース 等
メディア監修
記事監修を継続担当しています。
2024年4月〜現在、監修 100本超(2025/10/20 時点)
専門的な内容をわかりやすい言葉でお伝えするよう努めています。
代表的な公開記事(抜粋)
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- 主要簿・補助簿の基礎
- 準確定申告とは?必要書類や期限、しなかった場合のペナルティについて詳しく解説
- 消費税課税事業者選択届出書とは?書き方や提出期限について解説
- 電子帳簿保存法の改正ポイント
※ 監修は継続中です。件数は更新日時点の累計を記載しています。
※ 本ページの記載は当事務所が担当した監修実績を示すものであり、各記事の内容はfreee株式会社の編集方針に基づき公開されています。
メディア協力
ラジオ出演(東京地方税理士会 依頼)
番組:FMヨコハマ「教えて税理士さん」(毎週火曜)
最新回や全体アーカイブは
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※ 東京地方税理士会の広報活動の一環として、FMヨコハマのラジオ番組「教えて税理士さん」出演したものです。
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※ 本欄はスポット協力の実績です。内容は各媒体の編集方針・依頼に基づくもので、特定製品等の性能保証や公式見解の表明ではありません。
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- 寄稿|神奈川新聞「暦年贈与の新ルール」掲載(2025/09/18)※紙面掲載(リンクなし)
- 寄稿|山梨新聞「暦年贈与の新ルール」掲載(2025/09/19)※紙面掲載(リンクなし)
- 掲載|月刊 実務経営ニュース 2024年9月号(2024/08/30)お知らせを見る
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